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銀座で春野菜@レディタン ザ・トトキ

満足度:★★★(2.5が妥当)
利用用途:ランチ

フレンチの名店「銀座レカン」で11年間総料理長を務めた十時(トトキ)シェフが満を持してオープンさせたフレンチレストラン。毎日直送される生産者、産地厳選のこだわり素材を生かした料理が、カウンター形式のオープンキッチンでカジュアル(気軽)に頂けるとの触込みで一時期話題になったお店です。

店内に入るとまずは白木のカウンターが目に跳びこんできます。カウンター越しに調理している姿が見えるのでちょっとしたアミューズメント感覚もあり、料理が出てくる間も楽しめそうな感じ♪(ただし、今回は奥のテーブル席に予約を入れてあったのでその姿は見れませんでしたが^^;)
残念ながらこのお店は写真撮影が禁止となっていた為、画像でお見せすることができませんが、とりあえずレポートです。

さて、本日頂いたのはシェフお勧めコース
ホワイトアスパラガスが入っていたので迷わずこちらに決めてしまいました!

まずはアミューズとして『小ぶりのハムのキッシュ』と『人参/マッシュルーム/グリーンオリーブのマリネ』。マリネに使用された野菜の味がとても濃くて、「ああ厳選された素材なんだな~」と実感。プチバケットも仄かに香るライ麦の香りが食欲を誘います。その場で焼いているとの事で焼き立てを頂けるのも◎。

前菜は『ホワイトアスパラガスとイベリコ生ハムのポーチドエッグ添え
春ですねヾ(>▽<)ゞウレシイ♪
これを食べる為にフランス料理に来たといっても過言ではないぐらい今日の私にとってはメインに等しい一品。ホワイトアスパラガスにはオランディーヌソース(卵黄・レモン汁・バター)がつきものですが、こちらのものはブールブラン(エシャロット・白ワイン・バター)のような感じ。アスパラのシャキッっとした歯ざわりと程好い苦味が春を告げています。ポーチドエッグのコクと生ハムの旨みがシンプルな料理に奥行きを持たせていて(゚Д゚ )ウマー!

魚料理は『石鯛のブイヤベース
カリカリに炙られた鱗と皮目が食感と味にアクセントを加えています。甘鯛ではよくある「ぐじ焼き」ですが、石鯛は初めて、そのクリスピーな鱗と、シットリした身にびっくり。ブイヤベース自体はちょっぴり魚醤風味がついていて癖があるかな。ああ、ありえないぐらい大きな蛤が入っていたのもお伝えせねばっ!野菜たっぷり、魚介たっぷりで旨みの濃いかなり手の込んだ一品。

肉料理は『春キャベツと豚肉のミルフィーユ風レンズ豆添え
レンズ豆が敷き詰められたスープの上に豚挽き肉を春キャベツ包んだミルフィーユ風のものが乗っていました。美味しかったけれど、こちらは特に驚かなかったかなぁ。
連れが食べた『子羊のロースト』についていた塩漬けした脂身をローストしたものが一番美味しかった。ラムらしいコクが口いっぱいに広がり、羊好きにはたまらん一品でした。

がっ!! 残念ながらここからが「?」の連続(ノ_<。)うっうっうっ・・・・

デザートは『マロンのパウンドケーキとバニラアイス
運ばれてきた瞬間思ったのは、「この金額のコースなのに、こんなにシンプルなデザートなの?」という疑問。マロンのパウンドケーキ一切れに6分立てのホイップクリームがかけてあり、バニラアイスが横に添えられているだけのデザート。バニラアイスは美味しかったものの、この時期にマロンというのも旬をはずしている気がするし、パウンドケーキは回りが焦げ過ぎてキャラメル風味というには苦味が強い。はっきりいって目にも舌にもあまり楽しくない一品だった。

最後に、『コーヒーとプチガトー
プチガトーはカヌレとクッキー。デザートの時点でキャラメル味の強い(かなり焦げた)ものを食べているのに、さらにカヌレ。カヌレはキャラメルの味が濃いのが普通なのだけれども、すでに分からなくなってました(~ヘ~;)ウーン

【総評】(-_-)ゞ ウーム

素材の良さを考えれば料理は妥当な金額に見合ったものかなといった感じ。ただし、サービスを差し引くとこのお値段はかなり高いと思いました。

① 最初にメニューを開くとまず目を引くのは「本日の特選素材」一覧なのに、「よしよし、それじゃコースにはどのように組み込まれているのかな~っ」と期待してコースメニューに目を通すと見当たらず、フロア係はメニューをフォローするべきなのに、特段のメニュー説明なし。

② サーブする時に、食器やカトラリーの音を立て過ぎ

③ 極めつけは隣のテーブルに座った人達の飲み物をフロア係の人がこぼしてしまった時の対応。もちろん、係の人はすぐに謝ったのですが、座っていた人全員の洋服に飲み物が掛かってしまって大変な騒ぎ。で、その時に他のフロア係りの人はすぐに来たかというと来ない。こういう時は、フロアマネージャーに当たる人がすぐに飛んで来て対応に当たるべきで、こんな小さな店内でそれが見渡せないならばフロアマネージャーは要らないと思う。
しかも、個室内の隣接した2テーブルの間で飲み物をこぼしたんだから、こちらに飲み物がかかっていないか確認しても良さそうなのにそれもなし。少なくとも騒がしい思いをさせたことに対して一言謝罪はあってしかるべき。(あえて言いませんでしたが、こちらの持ち物にも被害が及んでいたし。それぐらいは想定できるはず)

前述したようにこちらのレストランにはカメラや携帯禁止マークがいたるところに置いてあります。確かに、きちんとしたレストランでカメラや携帯の雑音を立てるのは控えるべき行為で、禁止と掲げされるのもわかります。でも、フラッシュたいてバシャバシャ写真を取ったり、携帯で大声で電話したりする行為は言われなくとも暗黙のマナーとして自然に慎むべきであり、客に明示して要求するのならば、それ以前にスタッフの指導をもっと徹底させるべきだと思います。カジュアルにカウンターフレンチというならば、価格帯を下げ(ちなみに、ランチでも一万円近くします)、ある程度の気楽さを残すべき。そこに矛盾を感じました。

名店 レカンの総料理長まで勤めた方が私如きが感じることを分かっておられないわけが無いと思うので、まだまだ色々改善中なのでしょう。帰る際に、エレベーターまでお見送りをしてくれた十時シェフの姿を他の方達も学んでほしいものです。

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レディタン ザ・トトキ(フランス料理)
東京都中央区銀座5-5-13 坂口ビル7階
Tel:03-5568-3511

レディタン ザ・トトキ

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