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日本橋でスペイン カタルーニャ料理@サンパウ

満足度:★★★★★
利用用途:ランチ

スペイン カタルーニャ地方の料理が頂けるミシュラン3星レストラン「RESTAURANT SANT PAU」の東京支店にとうとう行って来ました!

本店のあるカタルーニャ地方サン・ポル・デ・マルは、地中海貿易の拠点として栄え、常に新しい文化を受け入れる新進的な風土があるとか。前衛アートのダリやミロといったアーティストもこちらの地方出身のようで、パエリアとタパスで"ワイワイがやがや"一辺倒といったスパニッシュの固定概念を一掃してくれるような、お店の内装から出てくるお料理の細部に至るまでが斬新かつ洗練されたアーティスティックな内容となっています。

今回頂いたのは3種類あるコースの中の真ん中のもので、下記の要領で出てきます。

LES 4 TAPES D'APERITU, EL MICRO MENU : 4種のミクロメニュー
1er ENTRANT : 前菜 第1の皿
2er ENTRANT : 前菜 第2の皿
PEIX : 魚料理
CARN : 肉料理
EL PLAT DE FORMATGES AMB CONTRASTOS : チーズプレート
POSTRES : デザート

まず、感激したのがミクロメニューヾ(≧д≦)ノ♪

日本料理で言えば「先付」みたいな位置づけだと思いますが、これが4種類も出てきます。しかも、美味しいことは言うまでもなく、一つ一つが物凄く凝っていて遊び心に溢れています。

LES 4 TAPES D'APERITU, EL MICRO MENU : 4種のミクロメニュー
・スプーンでマンハッタン
・バカラオのエスケイシャーダ
・子羊のエストレマドゥーラ風
・オリーブオイルのアイスクリーム

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その中でも特に印象に残ったのが、カクテル「マンハッタン」に見立てたもの。カクテルグラスの中に、ベルモットのゼリーとウィスキーでできた泡をキューブ状にしたものが入っていて、これらを食べる時に混ぜ合わせて頂きます。ウィスキーの味がするのに泡の食感、ベルモットの強烈な風味があるのにゼリー、でも口の中で溶け合った時にしっかりとマンハッタンの味がするんです。見た目も美しく、強烈な一品(」゜ロ゜)」(」゜ロ゜)」(」゜ロ゜)」オオオオオッッッ

続いて、
1er ENTRANT : 前菜 第1の皿である「OU TOFONAT ポーチドエッグ」の登場。
アーモンドクリームのプールの中で、こんなに完璧なポーチドエッグは見たことがないと断言出来る程、形と火の通り具合がパーフェクトな卵に、昆布ダシとトリュフのゼリーが被せられ、サモラノチーズのパンが添えられています。

卵を崩して、台となっている血抜きモルシッリアと共に食べると、玉葱の甘味と昆布の旨みに卵のコク、トリュフの香りが加わって旨い事!美味い事!(ノ゜ο゜)ノオオオオォォォォォォ-

PEIX : 魚料理 「RAP INTEGRAL アンコウ多部位」
スペインでも良く食べるというアンコウ(身はもちろん、皮とか)の色々な部位をナッツ風味の濃厚スープで頂きます。スペインでは捨てる部位だという鮟肝もこちらでは酒蒸しにしたものを一緒に出してくれます。なんでも、オーナーシェフが日本に来て鮟肝を食べて感激した事が始まりとか。

CARN : 肉料理 「SECRETO D'IBERIC イベリコ豚のセクレート」
実は頂いた中で一番味の印象が濃厚だった料理がこれ。ソテーされたイベリコ豚の旨みが物凄くて、挟まれたブドウの甘味との相性が最高!豚とは思えない肉そのものの旨み(コク)に感動しました。添えられている栗パン(三センチ角ぐらい)と麦の実をソテーしたものとの食感のコラボレーションも面白く、至福の一皿とはこのことだなとしみじみ実感。

EL PLAT DE FORMATGES DE TARDOR AMB CONTRASTOS : チーズプレート
3種類のチーズが各々ベストマッチのソースと共に並んで出されます。左から右(山羊/羊/スティルトン)へ進むにつれて味が濃くなるように配し方にも計算があり、とても楽しめました。

羊のチーズと合わせた茄子のジャムの組合わせがとても美味しかったです。リンゴのような清涼感とアニスのような香り。言われなければ茄子とは思わないでしょう。

最後にスティルトンと干し葡萄のポートワイン煮をもってきたのもとても良かった。青かびのピリリとした味と甘くて濃厚なポートワインの味は王道をいっていて外せない感じですね。

最後にデザート SEGONES POSTRES 「ガナッシュ、サフランのアイスクリーム」。
温かく溶ろけだすフォンダンショコラと冷たいサフランのアイスクリームの温度差が口の中で溶け合います。目の前で最後にアイスを乗せて仕上げてくれるのも演出としては嬉しいところ。見る見るうちにアイスがソースに変化していく様はお腹一杯でも更なる食欲を誘いました。

これで終わり・・・と来るかと思いきや、まだまだデセールが残っています(ノ゜ο゜)ノオオオオォォォォォォ-
しかも、しかも、ここからがまた素敵♪スパニッシュの真骨頂といえるかも。

ピンクのロリポップに見立てた桃とアマレットのアイスキャンディや、口の中でシュワシュワする柑橘系ソーダパウダーをまぶしたスティックパイ、スペイン本店でも出しているというチョコレートスプレーをかけたパリパリの海苔など、おもちゃ箱みたいで見ているだけでも楽しいのに、食べるともっと楽しいなんて本当に素晴らしいの一言に尽きます。

今、スパニッシュは注目のキュイジーヌですが、その中でも、こちらのお店は伝統的なスパニッシュ料理にコンテンポラリー要素を巧く融合させた最高のお店でした。

サービス、内容、全てが完璧。文句の付け所が無いです。

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